母校、橘高校は旧制「川崎市立橘中学校」として1942年(昭和17年)設立認可を受け、川崎市内唯一の男子校(他には女子校の市立高女[現在の川崎市立川崎高等学校]、高津高女[現在の川崎市立高津高等学校]の2校があった。)としてその歴史をスタートさせました。
当時の流行語が『欲しがりません勝つまでは』の時代です。
橘高校同窓会はその約10年の時を経た1953年(昭和28年)1月18日設立されました。
以来有史70年、半世紀の時を経て現在会員数は2万4千人を超え、母校橘高校も2022年に80周年を迎えました。
今までに同窓会では1972年(昭和47年)「噴水」を寄贈。旧校舎正門を入ると真っ先に目に入るのがこの噴水で、まさに橘高校のシンボル的存在でした(現在現校舎中央に移設)。
南武線の車窓より、この噴水をみては青春の郷愁を感じていた同窓生も多いはずです。
この噴水は母校創立30周年記念に同窓会が卒業生とともに寄贈したものです。
2002年には50年の風雪に耐えた校旗の新調に卒業生、PTAとともに支援を致しました。
その他、毎年の全日制橘花祭、定時制文化祭への賛助、また、全国大会・関東大会出場の部活動への賛助をはじめ、文化的活動など在学生徒の様々な活動に対しての支援などを通して、母校橘高校の発展に微力を尽くしております。
「学校あるところに卒業生あり」
10代~90代までの幅広い会員諸氏は、各方面にてご活躍されております。母校発展のための同窓会活動に何卒ご理解とご協力を賜りたいと思います。
会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申しし上げます。
日頃より同窓会活動に対しご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
令和2年度から3年間新型コロナウイルス感染症により対面での開催を縮小、見合わせておりましたが、令和6年度は代議員会、懇親会とも従来通り6月22日(土)に開催をいたしました。
また今年度も76期三百余名の新会員を迎えました。会員数は24000名を超え、同窓生は国内外で活躍いたしております。
会報「たちばな」20号をお届けいたします。同窓会の活動状況、母校の動静等掲載し、今回は部活動を中心に編集しております。
また、WEBでも情報発信しておりますのでホームページもご覧ください。ご意見、ご要望、ご寄稿(同期会)をお寄せいただければ幸いです。
コロナ禍において、母校の学校行事・部活動も制約を受けてまいりましたが、令和5年5月に新型コロナウイルスが感染法上の5類移行によりコロナ禍前と同様に活動出来るようになり、令和6年度(10月現在)はソフトテニス・バレーボール・陸上部は全国大会、吹奏楽部は東関東大会に出場。
令和5年度にはサッカー部が県大会ベスト4になり全国切符があと一歩のところでした。定時制の活躍も目覚ましく陸上・バドミントン・バレーボール部が全国大会に出場しています。
学校行事では体育祭でスポーツ科のパフォーマンスが見どころで、文化祭・歌合戦も通常通りの開催でした。
また本年から「橘花祭(文化祭)」のパンフレットもペーパーレス化し、QRコードでダウンロード、アンケートも同様でデジタル化が進んでいます。文武両道、難関有名大学への進学、現役合格率も上がっています。
同窓会はこれからも学校行事等、学校との連携と協力を推進してまいります。また、皆様方からの会費は会報の発行や母校の後援等、同窓会活動の運営に欠かせないものです。ぜひ、会費納入にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
あわせて、同窓会の目的である、母校の後援、会員相互と在校生との交流・親睦を図り、同窓会活動を活性化するため、同窓会事務局では人材を募っています。同窓会に興味ある方、若い同窓生のご参加もお待ちいたしております。
「令和」はグローバル化・デジタル化・AI(生成AI他)、SNS等テクノロジー(科学技術)が早いスピードで進化しています。同窓会活動も社会の変化に対応母校発展に寄与出来る組織づくりに務めてまいります。
さらなる「橘高校同窓会」の発展のために皆様方のご支援お願いを申し上げます。
(令和7年3月発行 第20号同窓会報より)